hello

整形水のhelloのネタバレレビュー・内容・結末

整形水(2020年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

韓国のアニメ映画は初めてだったので楽しみにしていたが、最初の数秒で「絵が無理だ...」ってなり、その後の女達のキーキー声が「ああもう無理しんどい」ってなりながら見ていた。

話がぱんぱんと途切れる様に進んでいくので、誰にも感情移入できなかった(そういう風に作っているかもしれないけど。)

何度も何度も繰り返し出てくるイェジのバレエ時代の意味はなんだったんだろう。
自分がブスだと小さい頃のイェジ本人が自発的に思ったんだろうか、それとも周りにそう言われてきたのか...
その辺をもう少し深く知れたら「整形水」の不思議さだけでなく映画としての見応えがあった様な気がする。

てゆかミリは嫌なやつだったけど、通販番組くらいにしか出てないような「新人」としか描かれててなかったのに、イェジが整形水してから周りの態度が変わったのにまた同じ事務所に戻る(入る)のがなんだか気持ちが悪いし違和感を感じた。
周りを怨む割に自分の世界が小さいんだなイェジは。という気持ち。

そして最後の唇に目をつけるところ。
身体から悲鳴をあげないためにイェジの目とミリの鼻の下にテープを巻いていたのに、唇に惹かれて奪い取ったらどうするんだろうなんてどうでもいい事を考えてしまった()

ルッキズムに一石投ずる作品かと思ったけど、それよりもホラー要素が強い。
画力とか演出というより如何に怖がらせるか、のような雰囲気。
両親ずっとガリガリやん。そしてあんな視覚的に不味そうなチキンを初めて見た。


朝早くでしか韓国語の回が無かったので早起きして映画館に向かった事を少し後悔した。
hello

hello