うっちゃりはちべー

僕の名はパリエルム・ペルマールのうっちゃりはちべーのレビュー・感想・評価

4.2
まず最初に心が折れた。
動物についての注意書きが流れた時点で覚悟はしていたけど(注意書き、あってよかった……)キツい。そんな丁寧に描写せんでもそこはもっとぼんやりでええんやで……

ラストは中身は違っても皆器は同じという希望と願いの現れだろうけど、そこに行き着くのはいつなのか。パリエルム・ペルマールがジョーの父親に放った言葉からもただ時間が過ぎるだけではどうにもならない事だとわかる。
まずはジョーのような何も知らない善人が「自分がどういう立場にいるか、周りで何が起こっているか」を知るところからだと思う。