このレビューはネタバレを含みます
新海誠が
若者+空綺麗+歌
で成功させて細田守がそこに+電脳空間みたいなもんをプラスして、更にそれら全部を意識したような作品だった
もういい加減全く別のもん作ろうよ…って思う
全体的な既視感がすごい
相変わらずアニメ映画にありがちな脚本の甘さが目立った
意味不明なところ、技術レベルがちぐはぐで見合っていないところ、アニメ的ご都合主義が満載なところ、これは上記細田作品なんかのほうがもっと酷かったけどこの作品も似たり寄ったりだった
このシーンを描きたいが先に来てしまって、そこに至るまでの過程が超雑
シオンの能力って超絶万能なはずだから窮地に陥ることなんてほんとはないんじゃね?って思うけれど
たまごっち的なアイテムの話も序盤からもっと出てきていればそのあとがスマートだったのではと思うけど、最後急ぎ足で実はアレのアレがアレでしたみたいなネタばらしで全然追いつけず
AIについて問題提起してるのかと思いきや、たいして提起できていない感じもまたすごかった
そして感動させようとしてるのはわかったけど、ちっとも心揺れ動かなかったのは僕だけなのだろうか
どうもこの手のアニメとは相性が悪いっぽいが今回もまたそうだった