特売小説

ザ・スイッチの特売小説のレビュー・感想・評価

ザ・スイッチ(2020年製作の映画)
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ティーンが主役の映画にアラン・ラックが出演していたならもうそれだけで減点知らずの100点満点が決定する訳でけすけれども。

その手のジャンル映画をパロディ化する、と宣言するようなファーストカットで始まりながら。

ジャンル映画としてきっちりとそのファンを楽しませる勘所を押さえた作りに到達してあって、それはたとえば躊躇なく暴力を振るう殺人鬼を不自然に弱体化させ補正するような妙な温さがない、というような事ですけれども、その心意気に感心しちゃいましたよね。

殺人鬼の犠牲者になる子らがもろステレオタイプ、カースト最下層の陰キャが気兼ねなく溜飲を下げる事の出来るおもてなし仕様に親指30本くらい立てたくなっちゃいましたよね。

果たして端的に言って、ストロングスタイルながら新鮮さも加味されてあってめっちゃ楽しい、と。
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