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炎のデス・ポリスの2秒前のレビュー・感想・評価

炎のデス・ポリス(2021年製作の映画)
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弾痕を全く疎かにしないという意志を感じる。防弾扉がボコボコと膨れる描写の新鮮さ。
挿入される間抜けな車爆破シーンとFBIとの撃ち合いも良い。
だがやはりトビー・ハス演じる殺し屋が闖入してからギアが上がる。脳天を打たれた男が立ち上がり、歩くと何故か映画も立ち上がる。
邦題の通り警察署が炎に包まれ、アレクシス・ラウダーが決死の一発を撃たんとするとき、同僚が話していた全く効率的でない動作を行う外連が良い。そもそも小さな警察署内の若手二人がリボルバー狂という設定が一番ご都合主義なのだから、最後までそれに殉じる姿勢が素晴らしい。
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