家や洋服、拳銃までもがおしゃれだなと思ったらファッションデザイナーの映画であった。どうりで。
ストーリーはゲイの恋人を失った大学教授の一日を追っていくシンプルなもの。無駄のない構造もおしゃれである。
しかし、おしゃれではあるがイマイチ本題が掴めなかった。性的マイノリティの不遇さ？恋人を失った悲しみ？
いずれにせよ、劇中の情報が少なく、観ているものの感性に寄るところが大きいのだと思う。
残念ながら私はゲイでもないし、変わった性的嗜好がある訳でもない。そのせいか、本題を理解できなかった。
特にラストのフクロウが飛び立ってからの語りが一番難解であった。
