みなと

シングルマンのみなとのレビュー・感想・評価

シングルマン(2009年製作の映画)
3.3
最愛の人を喪った主人公の最期の1日を描いたヒューマンドラマ。静かに淡々と進むので退屈な人には退屈かもしれないが、主人公の喪失感を回想や目や唇のアップ、無音、色合いで秀逸に演出されており、またコリン・ファースが好演していた。最後、目が(脳が)醒め現実に戻ったのに、あんなになってしまったのは、この作品の結末として正解かもしれないが、観てる側からしたら何とも切なく哀しいな。恋をバス停に例えていたのは印象的だし、素敵な言葉だと思う。
コリン・ファースも素敵だったけど、ニコラス・ホルトも素敵だったなぁ。
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