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ハッピー・バースデー 家族のいる時間のkazunのレビュー・感想・評価

2.9
夫のジャンと孫娘エマと暮らすアンドレアの誕生日を祝う為家族が集まるが、行方不明だった長女クレールが突然帰って来て混乱を起こす。

長女はアンドレアと元夫との子。
元夫死亡→家売却→売却金を相続→アンドレアがその金を使い家を買い戻す

どういう訳かクレールはジャンの養子になっていません。

クレールの子エマがまだ高校生位で、3年前に行方不明になったとの事でエマは思春期に親に捨てられたという気持ちでしょうから、クレールに反発するのも無理はないですね。
宝石を黒人の彼氏が盗んだとか差別意識から決めつけてるし、嫌な感じです。

クレールは自分だけ違う親の子だし、なんとなく疎外感があるから遺産の金を返せと言うのかなと思いました。
だけどエマを育ててもらってるからそれは心得違いだとも思います。

折角の誕生日が気まずい1日になりました。だけど愛憎あるからこその家族だと思うんです。無関心なら皆集まりはしないでしょうしね。
フランス人気質ってそうなのか、素直に謝らず人のせいにしがち…?
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