警備会社に警備員として雇われた主人公が運転する現金輸送車が強盗に襲われるものの、強盗団を次々に射殺して会社のヒーローに。しかし主人公にはある目的があった。目的を達するためには手段を選ばず。現金輸送車を狙う強盗団との命を賭けたアクションがすごい。強盗団との銃撃戦はすさまじく、同僚が怯えている中、主人公が一人で強盗団と銃撃を交わすシーンは迫力満点。FBIの取り調べにも平然と答え、全く動じない主人公。彼は一体何者なのか、目的は何なのか。主人公の正体が次第に明かされていくプロセスがとてもスリリングで面白い。本作は2003年に公開されたフランス映画「ブルー・レクイエム」のリメイク作品であるが、オリジナルに負けない面白さがある。
