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女は女であるのleylaのレビュー・感想・評価

女は女である(1961年製作の映画)
3.6
24時間以内に子供を作りたいというハチャメチャな内容で、正直ストーリーはどうでもよく、とにかくアンナ・カリーナの可愛らしさ、おしゃれなファッションやインテリア、ユーモアのあるセリフ、一風変わった演出を楽しむべき映画でした。

赤の色使いがカラフルで60年前の映画とは思えないオシャレっぷりです。タイトルバックの入れ方も大胆でカッコいい。曲をいきなりぶった切ったり、セリフに被せてミュージカル調にしてみたり、音楽の使い方も実験的で面白かった。

ジャンヌ・モローやカトリーヌ・ドモンジョがカメオ出演。映画へのオマージュ的なシーンやセリフもあって、ゴダールの趣味をゴダールの愛するアンナ・カリーナを使ってカタチにしたような作品でした。
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