世界ツアーという名のアジアツアーではなく
ほんとにアジアはもちろんアメリカもカナダもオーストラリアもヨーロッパ各国をくまなく回る。。
しかも全部大きなハコで。。
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アメリカの大型音楽フェス(コーチェラ)に出演する時に
「お客さん200人くらいかな」とか思ってたら
おそらく10000人くらい集まっちゃった。
「なんでこんなに人がいるの?」
「単なるK-POPじゃないと感じてもらえたんだと思う。新しい音楽だと思ってもらえるのは嬉しい」
「長年のトレーニングが報われた」
「コーチェラを経験してからライブを楽しむことを覚えた」
「この先若い世代にとって変わられても構わない。忘れないでいてくれたら」
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AKBや欅のドキュメンタリーのグロテスクさはないんだけど、
成功の規模が地球規模なので
大成功の光と
寂しやさ空虚さなどの陰の差で言えば
十分耳キーン鳴るほどの高低差がある。
成功が国内で収まってる48グループはグロテスクさで高低差出さなきゃいけないけど
BLACKPINKはそんなにグロテスクにしなくても
成功の度合いが高いから大丈夫。
結局は日本とアジアのコアファンでの成功でしかない秋元康プランでは作れない高低差。
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そしてやっぱ、、、、言うても韓国映画なわけよ。。
構成がすごい。うまい。。
ラストもすごい。。
AKBや欅のドキュメンタリーも僕は大好きだし、泣いたけれども、、
地球規模のBLACKPINKという素材の強さと
韓国映画の構成力が一緒に組んじゃったら、、
そりゃもうひれ伏すしかないのね。。。
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ラストの可愛らしいシーンが衝撃的。。
ラストにズドーンと爆弾落とす必要ないのさ。
ラストを意味ありげな映画的にインパクトのあるショットにしなくていいのさ。
それまでが凄いから。。
その凄さが観客に伝わっているという、作り手と観客との信頼関係があるから。。
エンタメと芸術を受け取る観客がいるからこその、この構成とラストなのさ。。
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嗚呼。。。。。。