きみどり

BLACKPINK ライトアップ・ザ・スカイのきみどりのレビュー・感想・評価

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こういう「スタア誕生」物語を観ると、舞台に立つこともなく去っていった子たちを想像して胸が痛くなる。おそらく彼女たちより美しく歌も上手くダンスができる子は山のようにいたはずで、最後の一手は「舞台映え」「愛嬌」「協調性」みたいな要素に左右されるんだろう。

運良くスポットライトの中央に立てても、底なしの孤独が待っている。歌手が、お酒か薬かあまり良くない恋人に取り込まれるのもなんか分かるよね…。

何より震えたのは、背中の痛みを押してコーチェラに出たジス、いつも体調不良に苦しんでいるというジェニーの姿でした。
そもそも女性である以上、彼女らは月経周期に伴う心身の揺らぎと付き合いながらあの過酷な生活を送っているわけで、頼むから休ませてあげてほしいの一言。

…わたし久しぶりに迷走神経反射でぶっ倒れた一日だったため、このようなネガティブ全開のレビューです。BLACKPINKには1ミリも罪はありませんゴメンヨ。
きみどり

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