my映画館2021#69 > 終戦末期に日本でも原爆開発を行っていた･･･その事実を知らずに興味津々で見に行ったのですが、いろいろと考えてしまう帰路にはなりましたね。
そう、反戦作品というより、これは葛藤のドラマでしょうね･･･よって、エンタメ度は低いので、ご注意を。
純粋に科学者として実験を重ねて成果へ向かう喜び･･･反面、それが殺人兵器へと繋がると分かったのなら、どうするのか。
さらには、視点を変えての理由付けについても考えましたね･･･お国のためにって考えを植え付けられた時代、未来のためにを考えること。
うまくは語れませんが、状況は違えど混沌した今の時代に見ておきたい作品かと････誰のために何のためにを、それぞれに考えるべきなんでしょうね。
なお、俳優陣では、柳楽優弥･･･今年３本目の主演級作品ながら、さらなる難役を真摯に熱演してたかと。
有村架純･･･控え目ながらも前向きな女性をきっちり好演。
そして、三浦春馬･･･お疲れ様でしたと。
さらには、国村隼に田中裕子にイッセー尾形のベテラン勢の存在感に･･･三浦誠己に宇野祥平に尾上寛之に、渡辺大知に葉山奨之に奥野瑛太らの芸達者なサポートも良かった。
