SKIPシティ国際Dシネマ映画祭にて。
ホロコーストを生き延びたお婆ちゃん、もう生きなくてもいいやと思ってるため、言動が過激。それでも孫は可愛いからか、なにもかも吹っ切れて生活してる姿が孫世代には新鮮なのか、静かにブッ飛んだ姿に共鳴するのか、孫たちとその周囲と遊ぶ姿はなんだかんだで楽しそう。
しかし、やっぱり背景は重たいのでシュルテンの歌声や言葉に重みと積み重なった苦しみも感じられる。
単なるイヤイヤ婆さんでもなく、老いに向き合う姿を描いた話とも違い、静かながらドイツの過去の出来事の呪縛を描いたような話、なのにちょっとコメディタッチ。
不思議な感じの映画だった。