DaiOnojima

シカゴ7裁判のDaiOnojimaのレビュー・感想・評価

シカゴ7裁判(2020年製作の映画)
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1968年シカゴ・民主党全国大会でのベトナム反戦デモに於ける暴動(シカゴ(バンド)「流血の日」やグレアム・ナッシュ「シカゴ」でテーマにした事件)を扇動した罪で起訴された、アビー・ホフマン、ジェリー・ルービンら7人(当初は8人)の活動家の裁判(第一審)の様子を描いた劇映画。

緊迫したドキュメントタッチが秀逸な、ハードだが滅法面白い作品。無理筋な起訴の経緯、あまりにも理不尽かつ強圧的な裁判官の態度に終始ムカムカしっぱなしで、それだけに最後の被告人最終弁論の場面が感動的だしカタルシスもあった。たった50年前の話だと思うといろいろ考えさせられる。(2020/10/17記)
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