エンドロール

サン・セバスチャンへ、ようこそのエンドロールのレビュー・感想・評価

3.0
何となく追って来たウディ・アレン作品、もう劇場じゃなくてもいいのかもしれないと思ってしまった。
予告編を見て想像していた内容を超えて来てくれない。美しい街並みに「海外旅行行きたい!」とはなる。そして「欧米人は高齢者でも構わず恋愛するよねー」とも、なる。そういった素敵さは楽しめたが、配信でも十分なのかもしれない。
御大の力で旬なキャスティングが出来ていたけど、失礼ながら今回は…?最近「ゴシップ・ガール」を少し見直していたので、ブレアの新しいパパにはお!と思った。ジーナ・ガーションは久しぶりに見た、相変わらず綺麗だ。
往年の名画をオマージュした夢の映像は、当然元ネタを多く知っているほど楽しめる。映画オタクによる映画オタクのための映画!個人的には半分ほど分かったけれど、もう少し分かりやすくしてくれても良いと思う。
何だかんだ言っても配信されたら家では観ない気もするし、次回作以降はタイミング次第かな。