最低！でも最高！映画の点数だけで判断しないで、是非その目で確かめて下さい！
制作会議で「よし！今回はひたすらクロエで押し通そう！」と決意したとしか思えない。春休みの定番、「ドラえもん映画」に対抗して「クロエたん映画」と読んでも差し支え無い内容です。
予告編でグレムリンが出る事は周知していたので、鑑賞前は多分変な映画であろうと予測。序盤、狭い銃座に閉じ込められながら乗組員の男達に通信越しにパワー&セクシャルのハラスメント三昧を浴びせられるクロエ。ここまで、結構シリアスな展開で観ている方もストレスフルですが、いよいよ件のグレムリン発見、銃座から解放されたクロエと共に作品性の大切な何かも一気に解放！
後は、およそ上空数万メートルを飛んでいる戦闘機というよりは、高速道路を100キロ位で走ってるトレーラーで盆と正月が一度に来た様な騒ぎが続きます。序盤真面目に映画に向き合っていた私も、とあるシーンで大爆笑してから、後は何かの憑き物が落ちた様に笑いっぱなし。
とにかく、今年見た映画でこんなに笑った映画初めて。「大怪獣〜」で愛想笑いした事を後悔しました。
