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シャドウ・イン・クラウドのgockのレビュー・感想・評価

シャドウ・イン・クラウド(2020年製作の映画)
3.0
第2次世界大戦中の米空軍爆撃機に一人の女性兵士モード(クロエ・グレース・モレッツ)が乗り込む。
カバンに入った”最高機密”を輸送する任務だと言うが、男達は女のモードに中傷や卑猥な言葉を浴びせ爆撃機下部にある銃座に押し込める。
そこで飛行中、モードは日本軍の零戦や「飛行中の航空機を破壊する」と伝えられる小さな怪物”グレムリン”の強襲を受けるが――
みたいな話。
とにかく女性である主人公が男達に侮辱されまくるので凄く腹が立つ前半、そして有能な主人公が大活躍し、男達は狼狽えたり死んだりモードに謝罪したりするので観ててスッキリするのだが、その「主人公の女性が大活躍!男達はずっとダメ!」がラストまであまりにも続きすぎるので「女性主人公の妄想」みたいに思えてしまい、終盤は少し醒めた。
最初に望んだ通りの「女性主人公が男達を見返す」展開が繰り広げられたものの、やはりバランスが大事だと思った。
でも中盤、モードが飛行中の爆撃機にぶら下がって移動するシーンは凄く良かった。それとどういうわけかクロエ氏は好きなのだが彼女が出る映画は凄くつまらないものが多いのだが本作は割と面白かったので嬉しかった

ブログに感想書きました
https://gock221b.hatenablog.com/entry/2022/08/20/004905
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