方眼

シャドウ・イン・クラウドの方眼のレビュー・感想・評価

シャドウ・イン・クラウド(2020年製作の映画)
4.1
2020年”Shadow in the Cloud”。二次大戦を背景に航空機内で零戦と怪物とボーイズと戦うクロエ。グレムリンが登場するアニメで開幕。日時は1943年8月8日。音楽は80年代風、キーボード電子音。緑と赤の照明は、分裂や分断。円形銃座に閉じ込められる。カバンは上下キープ要。WAAF=婦人補助空軍(Women's Auxiliary Air Force)。右翼の下に影。起こっていることを信じてもらえない、言っても無駄、なんにも無い風に装い、独りで戦う。怪物との戦闘で、左手人差し指負傷、見てる方も痛い。愛知 E13A=零式水上偵察機。「限界なんて無い!」から音楽も変わり荒唐無稽な展開に拍車がかかるが、ガラス破片と血まみれの肉片が傾斜する機内で移動するなど細かい描写も挟み込む。着陸してからの戦い、左手の爪は無いので最初に撃ったあいつか。機面の女は燃えてなくなる。「だからちゃんと持っとけって言ったよね」80年代にシュワルツェネッガー達がよく言ってた。真正面から見据えるモード、私は戦った、あなたは?。Roseanne Liang監督の短編「Rest Stop」「Do No Harm」も鑑賞。両方とも面白い。
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