何だかマイケルが気になって、本日2回目の鑑賞。もう一回マイケルの笑顔が見たかった。
ジョンとマイケルの親子に脱帽。
窓拭き清掃員として暮らすジョンは見るからに生活は豊かではない。でもマイケルの為に親としての愛情は惜しみない。
それも過度にではなくごく自然に…その描写が全て秀逸。ドキュメンタリーかと思うくらいにジョンの眼差しは子を見守り慈しむ表情をしている。
見た目は刺青だらけだし、過去は色々ありそうなんだけど、今目の前に映し出される姿はとにかく素晴らしい。
そしてそれに応えるマイケル。この2人の生活をずっと見守っていたいと思えた。
でも運命は過酷だ。余命宣告されたジョンがマイケルの為に新しい親を探すお話。
窓拭き清掃員と言う職業上、窓から見える部屋はどれもそれぞれ。そして養子先として対面する家庭も様々。いろんな条件があり迷いが生じるが最終的にはマイケル本人の幸せを見据えた選択に落ち着き見てるこちらも安堵。
とても悲しくてとても切ない。でも幸せな時間を過ごさせてもらったような鑑賞後の気持ち。
ハッピーでは無いけれど最善の結末だと思う。
ラストシーンのマイケルの表情が忘れられない。
余韻が最高!エンディング曲はこれでいい。