残された余命わずかの窓拭き清掃員のジョン、33歳。4歳の息子マイケルを男手ひとつで育てるも、養子縁組の手続きをはじめ、新しい親を探す。
息子のしあわせを思って、実の親のことなんて忘れてもらっていい。養子縁組だなんて言わなくてもいい、そう考えるジョン。
虫の死を説明するジョン。
34本のロウソクをさしたバースデイケーキ。
パパはもう若くないって言ってから35本目のロウソク渡すシーン、ジーンときたね。
トンネルにさす光。優勝カップ。
「いつ死ぬの?」と言うマイケル。
里親からエゴや偏見も垣間見える一方でさまざまな人から子を想うということの輪郭が浮かび上がってくる。
「“ようし”はヤダ」
「パパはずっと一緒にいる」
「雨の日は?」
「雨の中にいてびしょ濡れにしてあげる」
最後たくさんの手紙と思い出を詰めているところ、切なくなった。