デベデイ

サマーフィルムにのってのデベデイのネタバレレビュー・内容・結末

サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

割と酷評注意!!
予告がめちゃ面白そうだっただけに残念。
【気になったところ】
・3人組の役割分担が薄い。
・SFと青春映画とものつくり映画の合いの子だけど、どれにも寄せきれてない中途半端な仕上がりに感じた。
・主人公がファッション映画好きに見えてしまう。映画好きなのに三脚すら使わない?マイクはあるのに?その辺チグハグ。描写が雑だからこだわりも情熱も薄っぺらく感じた。多分君が好きなのは映画じゃなくて俳優だよ…なんで作り手になりたいと思ったか不思議なレベルの造詣の浅さ…
・悩みとか全部言葉に出しちゃうのダメって作中で言わせてるのにそれしちゃうのはダメでしょ。
・やりたいシーンや展開から逆算して物語作るタイプの、いわゆるキャラが舞台装置になっちゃってる系の物語。正直登場人物が彼らである必然性も感じなかったから舞台装置にすらなれてないと思う。
・最後のまさかのライブフィニッシュだけは、映画人として絶対にしてはいけないと感じた。監督は自分以外の人をエゴで指示して動かす。そのかわりできあがった作品とスタッフには全力で責任を取らなければいけない。合宿1.5日潰してまで決めたラストシーンを、気分で気に入らないからと言って自分でやり直す?それも太眉の見せ場を潰して?映画監督なら作品の中で全て完結させるべきじゃないの?映像研やポンポさん見たあとだと、映画作りへの態度が舐めてるんではと感じた。映画は1人じゃ作れないんだって学んだ夏休みじゃなかったのか??

【良かったところ】
・未来では映像は5秒という設定。
・かりんのキャラクター。もっと前に出てくれても良かったのに…!うまくやれば「若おかみは小学生!」のピンフリみたいな超優良キャラになれたはず。
・エンディング曲
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