いの

サマーフィルムにのってのいののレビュー・感想・評価

サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)
3.8
very厚かましいことを承知で書くけど、ここはアタシのレビュー。ご容赦いただきたい。キラキラ映画にキラキラしてる部員一同の後ろで、ぶちゃ可愛してるハダシを観た瞬間から、アタシのニヤニヤはとまらない。猫背でちびっ子でショートヘア。それから、眼鏡っ子ビート板も可愛えぇ~♪ 時かけ文庫本で読む姿。これ、どっちもアタシだ!(←ホントに本当にごめんなさいね💦過去はいかようにも自分の都合にあわせてカイザンできるのです💦あっ、でもでも、ブルーハワイはアタシじゃないッす! す、すみませんっ💦) しかも、そのおもいは、ハダシがひとりで裏寂れた名画座に足を運び入れた瞬間に確信にかわってしまって💦(※以下、一文一文に「ごめんなさい」と詫びを挿入したいところですが、それもそれで見苦しいので、割愛させていただきやす!)(14歳のとき、ヒトリで名画座みたいなところに足を踏み入れた瞬間が、アタシの今に繋がってるんだなあとか、絵本屋さんに高校生になっても入り浸った日々とか、それでオトナの人たちに色んなこと教わったりしたこととか、でも自分語りは封印しなきゃで、そんなこんなで以下略!)だから、とにかく ずっと観ていて楽しくて。だからなんでも許せちゃうの。少女たちよ、頑張りたまえ!!!


が。
好きという台詞なしに、好きを感じさせるのが映画だと言ったのはお前じゃねぇか!!!それがどうした。なにゆえ言葉にしてもうた? かえって口にのぼらせなかったビート板に肩入れしてまうじゃないか。血斗が愛だということ含めて、あんなん台詞にしなくっても、全部全部伝わってきてたんだよ。あれじゃ、しょせん高校生と言われてまうよ! 高校生なめんな映画にしてほしかったんだよな、アタシは。


あと、上映会終盤の展開には、面食らった。途惑ったまま、今もアタシは脳内会議を続けている。 (A あんなんアリ?と ギモンを呈する声) vs (B 高校の文化祭上映で最後の最後までジタバタして観客のことなんてこれっぽっちも考えずに自分にとっての最善目指すのはアリだとゆう声)→ AとBとが、脳内で激しい討論を続けていて、未だ結論に至っていない。それに、初監督作品初上映の前に、文化祭楽しんで校内まわってるユトリがお前にあるのか? 想い出づくりしてんじゃねぇ。それはちと違うと思うぞ。それからただの邪推にすぎませんが、今作の脚本を担当したのは劇団主宰の方のようですが、その方はひょっとしたら映画の力よりも、舞台の力を信じているのかもしれないと、穿った見方をしている自分もいる。舞台もステキだけど、でもこれは映画だぞ!



 (間)



もとい!

この映画しゅきだからこそ難も書いちゃったけど、スマホで映画撮る眼鏡っ子の撮影はgood!武蔵と小次郎さながらの 海辺の岩場での血斗場面、2人それぞれの超ドアップなんかは、初作品ではなかなか挑めない出来の良さでござった。河原のみならず、名画座周辺の昭和ちっくな町並みとか ちょっとトリップした感じで、そんなロケーションも良いと思ふ。それから結局 キラキラ映画を含めて 全部の映画が愛おしいというのも、 なんかうれしい。座頭市物語 観たばっかだったから、それもうれしい。ハダシ、めっちゃ良かったなあ。眼鏡っ娘可愛えぇ。それはまるでかつての(強制終了)
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