「偽善」と「善」には違いなんてなく、人から良い人に見えるのは果たしてそれは良い人の「フリ」をしているのかといったらそんなこともなく、もしも良い人に見えるように良い行動をしていたならそれはやっぱり「良い>>続きを読む
ここまでの進化の過程とか、これからの進化とか(好むと好まざるとにかかわらず)、とても想像力をかきたてられる映画だった。いきものは、環境に適応していかなければ淘汰されてゆくのだから、こういったことを想像>>続きを読む
時期:1560年代
場所:中南米
インカ帝国を滅ぼしたのち、スペインから派遣された一行のうちの分遣隊がアマゾン川を下っていく
「アギーレ」は登場人物の名前だった。クラウス・キンスキーが演じてい>>続きを読む
ダルデンヌ兄弟やミシェル・フランコなどと共に『母の聖戦』の共同製作者のなかのひとりとして名を連ねていたことを知ったときから、いつか観たいと思っていたクリスティアン・ムンジウ監督作品。もうすぐ新作『ヨー>>続きを読む
ウクライナの映画業界に少しでも貢献したいという思いから、粉川なつみさんという方が本作の日本配給権を私財を投入して購入、クラウドファンディングで資金を募り、日本語吹替版制作を行い、全国規模での劇場公開に>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
【追記】2029年9月下旬再鑑賞
今度はヘレン(ジョン・ウィックの妻)の妄想を頭から振り払って観ることができましたー!初鑑賞から1週間、心のなかに染み渡らせてましたw
2度目観たらもっと好きになる>>続きを読む
結局のところ、こういった変態性が自分の好み(の作品)だった。というよりほかない。自分はどういった変態映画が好きなのかがようやくわかってすがすがしい気分。ここに出てくる登場人物のほとんどがクズでアホでア>>続きを読む
ウェス・アンダーソンは18歳の時この映画を観たそうだ。ウェスはこの映画でスクリーン越しにウィレム・デフォーと出会ったという。ウェスはとてもうれしそうに今作のことを語っていた。それは、フリードキンに関す>>続きを読む
キル・ビル再鑑賞から今作に(この映画の主題歌がキル・ビルで使用されていることを知りました。キル・ビルご覧になった方はきっと聴くとすぐにわかります♪)
主題歌聴ければいいかな、くらいの気持ちで鑑賞し>>続きを読む
再鑑賞。西部劇もマカロニも出会ってから数年。まだまだ浅い理解しかできず、わかっているわけでは決してないのだけれど、どうして惹かれるのかっていうと、それは命が軽いからだと思う(それは理由のうちのひとつに>>続きを読む
〈いの鑑賞作品/ただし*は未鑑賞〉
1966年『続・荒野の用心棒』・・・DJANGO
1966年『真昼の用心棒』
1966年『ガンマン無頼』←←ココ
(1967年『キャメロット』*未鑑賞)
1968年>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
エクソシスト新参者です。フリードキンのエクソシストはおよそ2ヶ月前に初鑑賞したばかり。いったいそのあとに何作のエクソシストが存在するのかも知らず(ずぼらな怠け者です💦)。なんか今作も曰く付きのようだけ>>続きを読む
1924年の第一次国共合作、1937年7月の盧溝橋事件、1945年の日本の敗戦、その後の国共内戦と中国共産党の勝利、1968年の文化大革命、そしてさらにその11年後。
およそ50年にわたる激動の時代>>続きを読む
ミカエル・ニクヴィストさんは、ノオム・ラパス主演の『ミレニアム』3部作で知りました。『ジョン・ウィック』再鑑賞を機に、今作を観てみることに。ミカエル・ニクヴィストさんは今作が遺作となったことを教えてい>>続きを読む
鑑賞した人だれもがそうなるのだろうと思うけど、アナの瞳に釘付けになる。じっと見つめる両の目。純粋無垢といった言葉に押し込めてはならないと思う。澄んだ瞳で、オトナの弱さも脆さも ずる賢さも、多分じっと見>>続きを読む
壁や床からするすると登場、それがシームレスに変化していく。包帯のような紐がするすると自在に変化し、トイレもブタもするすると姿を変えていく。こんな映像表現もあるのかと本当に驚いた。囁くような語り口は、か>>続きを読む
時期:1830年
場所:ウェストポイント陸軍士官学校
事件:いくつか起きる殺人事件
次にNetflixに入ったときには観ようと思っていた作品。タイトルの〝ほの蒼き瞳〟がまさにその通りで、ほの蒼さ&>>続きを読む
このドキュメンタリーは、鑑賞者へのご褒美というのもあるけど、この映画制作にかかわったスタッフへのプレゼントといった側面もあると思う。全ての職人(スタッフというよりも、職人と言いたい)の匠の技への称賛。>>続きを読む
クリスマスが近づいてきたら。
寒い夜にホットチョコレートを飲みながら観たい作品。
ギレルモ・デル・トロが描くピノッキオ。手作り感がとても優しくて、芯から冷えきってしまったアタシの心を暖めてくれる。>>続きを読む
ドラマを完走した鑑賞者へのご褒美
プッシャー3部作の続編を作るつもりだったのがこうなっちゃった、とのこと。『コペンハーゲン・カウボーイ』のメイキング&インタヴュー
『オンリー・ゴッド』制作の関>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
どうかこれからもウェスが創りたい作品を創り続けることのできる世界でありますように♪
心からそう願わずにはいられません
:::
「目覚めるために眠りなさい」(だったかな)という台詞はわた>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
第一次世界大戦後、それは第二次世界大戦前、ということでもある。大正デモクラシー期、農村では、普通選挙法成立を望むごく少数の人がいる一方で、帝国在郷軍人会が地方にもしっかりと根を張っている。農婦がいて、>>続きを読む
1942年ベルン(スイス)、偉そうな人たちが集まってのパーティ。フランス人の外交官がここから回想するところから始まって、そして最後にまたここに戻ってくる。回想するのは、フランス領北アフリカでのこと。>>続きを読む
名作と名高い『ファンタスティック・プラネット』は映画館でほぼ寝てしまいましたが(2021年のこと)、そんなことで挫けるわたしではありませんの。今作はルネ・ラルー監督と、メビウス(ジローさん)との共同脚>>続きを読む
公開当時、映画館での予告篇に怯えまくって観られなかった作品。その後タイムラインに流れてきてもアタシには無理だと諦めていました。でも、何故か今なら観られるような気がして。マイルズ・テラーもJ・K・シモン>>続きを読む
今作に関するわたしのオススメの鑑賞法はただひとつ。できればあらすじも読まずに観て!です。『警部』という邦題なのに警部はいつまで経っても出てこなくて、ジャン=ポール・ベルモンドが主役なのに、どうして邦題>>続きを読む
(ルパン+カポネ)=(「オー!」=フランシス・オラン)
今作のジャン=ポール・ベルモンドに対するわたしの心の変遷は、概ね以下の通りである。
きゃわっ → きゃわわっ → ドジっ → 臭っ(刑務>>続きを読む
ガンバの映画ではありませんでした
なんかいい。すんごくいい。地上すれすれの低空を駆ける男(アラン・ドロン)。自作のエンジン乗せて地上を駆ける男(リノ・ヴァンチュラ)。そこに現れる女性(ジョアンナ・>>続きを読む
ぜ、ぜ、絶対に怒らないでくださいね!アラレちゃんとドラゴンボールの作者は同じ、両作とも鳥山明氏だということ、ほんの数日前に理解しました💦(もしかしたらそれ以前にも何度も耳にしていてそーなのかって思って>>続きを読む
これからもっと世界を魅了することになるであろうリナ・クードリの今を目撃する、っていうだけで観に行くのもアリ! 今作での彼女は、声での台詞がほとんどない分、ダンスで、怒りに満ちた表情で、優しい笑顔で、持>>続きを読む
全従業員数670名
年間退職者数629名
年間採用者数617名
上記数字だけで、どのような労働環境か おわかりいただけると思う(あまりの数字に自分の目を疑い、後から戻して再確認しました)。働き手確>>続きを読む
映画館で観て以来の再鑑賞
そうだ そうだった、ペ・ドゥナがペットボトルを手放せない映画だった。観ながら思いだしていく。思い出していくと不安が私の心のほとんどを占拠した。どうしよう
韓国では2014>>続きを読む
もしもマッティ・ペロンパーさんが教室の廊下のいちばん端っこに立ってお酒呑んでたとして、そしてわたしがもう片方の廊下の端っこにいたとしても、決して見逃さない体質になったと思います。その廊下の一番端っこか>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ライアン・ゴズリングをスクリーンで観たいというただそれだけの理由で(でもそのただそれだけの理由、っていうのも結構大事だと思うの)観るの楽しみにしてたのに。観るのにエクスキューズしなければならない状況に>>続きを読む
夏至の日、17時から19時までのクレオ。『冬の旅』との装いの違いに、この作品は本当にアニエス・ヴェルダなのだろうかと最初のうちは驚いた(アニエス・ヴェルダ監督作品を観るのはまだこれで2作品目)
癌>>続きを読む
カウリスマキの手にかかると、役者は誰も彼もがカウリスマキ映画の登場人物にちゃんとなるのかしらね(それって当たり前のこと?)。例えば『大人は判ってくれない』のジャン=ピエール・レオー(今作の主役)は、孤>>続きを読む