ブレイキンでの番組出演を機にダンススクールに入り、そこで生涯の師匠となる人物:イェフダさんと出会う。クラシック、そしてさらにはコンテンポラリーへ。しかし、インドの青年マニーシュがクラシックに出逢った年>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
正直に書きます
映像も音楽も様々な趣向もとても好きなものでした。好ましくてたまらないほどに。でも私はどうしてもこのストーリーを好ましいと感じることができませんでした。私の感受性はどうかしちゃっていま>>続きを読む
原作読む前に初鑑賞。原作読んでから再鑑賞
時間旅行者のビリー・ピルグリム。本人による意志とはかかわりなく、勝手に瞬間移動させられる。過去にも未来にも、トラルファマドア星にも。でも、中心にあるのはW>>続きを読む
エドガー・アラン・ポーの怪奇小説を、3名の監督(ロジェ・ヴァディム/ルイ・マル/フェデリコ・フェリーニ)が競作したオムニバス作品。わたしにとっては3名とも、はじめましての監督です。
①ロジェ・ヴァ>>続きを読む
オリジナルと見比べようなどと考えたのは、私の浅慮ゆえのこと。全然知らずに今作を観た方が、多分ずっと楽しめた。それでも、オリジナルでは不自然に感じた点の修正がいくつもあったりして、リメイクならではの面白>>続きを読む
冬に観るのにちょうどよい感じの密室ミステリー。自分に寄せる必要が全くない映画っていいな。純粋に映画として楽しめる。謎は途中でわかっちゃったのがうれしくて(きっといくつもあると思うんだけど、そのうち2つ>>続きを読む
今作もスルスルと一気見できた! うれしい! ひょっとしたらわたしったらアントニオーニ監督作品との相性がよろしいのかしら(なんてねww)
これも全くの思いつきだし、そのような言葉が存在するのかどうか>>続きを読む
監督は建築物や工場群などをとても印象的に撮る。うまく言葉にすることはできないけど、瞼に焼き付くし脳裏に残る。黄色の煙で始まり、荒涼とした風景があって、赤の壁などがあって、凄い霧があって、黄色の煙で終わ>>続きを読む
「わたしが小説を書くのは生きられない人生のかわり 許されない人生のかわり」・・・日記に記されているその文章は、ハイスミスの魂の叫びのようにも、悲痛にも似た叫びのようにも私には感じられる。そしてその想い>>続きを読む
例えていうなら、新進気鋭・人気急上昇で話題沸騰、その評判に違わぬ劇作家による演劇を観劇している感じ。ホテルという限られた空間のなかで。残された12名。ホテルの四方はアレが取り囲む。アレは、時折咆哮に近>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
*このレビューは『太陽がいっぱい』のネタバレを含んでいます
別れたくない男が執拗にモニカ・ヴィッティを追い掛け回す冒頭から、もううんざりした気持ちになってしまった。観るのやめてしまおうかとも思っ>>続きを読む
自宅鑑賞だと途中で何度か停止してしまったり細切れ鑑賞になったり、あるいは寝落ちして戻して観直したりなど、一気見できないこともある。なのに、どういうわけか自分でもわからないけど、このミケランジェロ・アン>>続きを読む
クラウディア(モニカ・ヴィッティ)さんへ
あんな男を好きになっちゃダメ! ゼッタイ!!
ヤツには婚約者アンナがいる。アンナが小島でいなくなったら、ヤツは途端に言い寄ってくる。たとえ婚約者アンナと>>続きを読む
山あいをゆっくりと走行する2台のゴンドラ。ゴンドラを動かすための滑車(赤とオレンジが混じり合った色合いでとてもステキ)とか、ロープとか沢山の部品とかが大きく映し出される。働きものの部品たち。彼らは何も>>続きを読む
どうしよう。始まりの10分で、この映画のこと好きになれないかもしれないと思ってしまった。リプリーはあんな殺人はしないと思う。冒頭でリプリーのサイコパスっぷりを鑑賞者に印象づけたかったのかもしれない。で>>続きを読む
Filmarksの平均スコアが低いのって悪いことばかりじゃないと思う。ものすご~く気楽な気持ちでのぞむことができるもん!
パトリシア・ハイスミスによるトム・リプリーシリーズ3作読了したところで鑑賞>>続きを読む
とてもやわらかなドキュメンタリーで、まずそのことに驚いた。予告篇を観た時に、もしかしたら情感に寄りすぎるドキュメンタリーになるのかなと内心懸念していたのだけれど、取調室での録音テープという始まりから、>>続きを読む
ファン・ジョンミン、パンツ履いてくれないと困ります。Yシャツ1枚のみ下半身すっぽんぽんでウロウロされたら、じーっとみちゃうじゃないですか👀会話が耳に入ってこなくて困ります(字幕を目で追えませんand他>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。 よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。」
そしてその河の水は海へと出づる。海の波のひとつの粒となって寄せては>>続きを読む
あっという間の148分。冒頭の合戦シーンから圧巻。集中して観ることができました。見たことないサル(サルなの?)とか、サイとかサメとか、もうなんでもいい。どうぞどうぞ好きにやっちゃってくだされ!
お>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
〈*ネタバレ含んでいます〉
初回はちゃんと拒否ったのに。再び挑んでくるメルバ(アン=マーグレット)の色仕掛けに落ちてしまったことが、マックィーンの運の尽きだったのかしらね。マックィーンにはあんな>>続きを読む
映画『アカルイミライ』撮影時のドキュメンタリー
すげくおもしろかった。このドキュメンタリーのわりとはじまりの部分で、黒沢監督の口から、ロバート・アルドリッチ監督の『北国の帝王』に於ける若いもんと年配>>続きを読む
映画を観るのは無論好きだけれど、映画を観ながら(あるいは観終わったあとで)、その映画の意味だとか監督が伝えようとするものだとか、そういうの考えるのがむちゃくちゃイヤな時がある。よくある。で、ひとりで勝>>続きを読む
ものすごく好きな作品。なんかちょっと言葉にできないくらいに好きだ。ストーリー、格闘シーンはもちろんのこと、映画の色味(なんと称したらよいのかよくわからない)もとても好き。夜の色、陽光の射す色。どの色も>>続きを読む
だいじょぶ、わたしは大丈夫。トンデモ映画(※この映画がトンデモ映画なのかどうかはわからないわけですが)には親しみを感じつつ口をぽかーんと開けながらも楽しむことができるという謎の自信をもっている者です。>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
『太陽がいっぱい』のリメイク版(原題の『The Talented Mr. Ripley』は、原作である小説のタイトル通り)
でも、わたしの感じ方がおかしいのかもしれないけれど、原作に忠実だとは感じな>>続きを読む
彼の服も靴も身に着けて髪をブラシで梳く。その様子が2枚の鏡に反射する。このあとのなりすましを予感させるような序盤。なりすましての完全犯罪は成功するのか。
とにかくアラン・ドロンの魅力がいっぱい。罪>>続きを読む
原作:パトリシア・ハイスミス
脚本:レイモンド・チャンドラー(他の方も)
監督:アルフレッド・ヒッチコック
ということで、これぞ黄金の三角比!(黄金の三角比ってなんだっけ?) おのずと期待が高まるけれ>>続きを読む
デヴィッド・ダストマルチャン主演映画
『ダークナイト』が大好きなのに、デヴィッド・ダストマルチャンがどこに出ていたかわからない人! いけません。再履修です。再鑑賞しましょう
『ブレードランナー >>続きを読む
わたしはファッションのことにも詳しくないしドキュメンタリーのことも全然わかっていないけれど、それでも自分の感じたように書きたいと思う。
まず、ケヴィン・マクドナルド監督による今作は、質の高いドキュ>>続きを読む
みずみずしい台湾の風景は、乾ききったわたしの心に ちょうど良いうるおいとあたたかさをもたらしてくれる。それは如雨露で1滴1滴、ゆっくり注いでくれたように。じわじわとしみていく。で、いつの間にか涙がこぼ>>続きを読む
〈前置き〉
なんも知らないのに観に行っちゃうことにかけては定評のある者です。なんも知らないクセに書いて良いものか、気が引けるところはありますが、えーい、書いてしまえ。かつてのオアシスみたいに、怖れを知>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
※ネタバレ含んでいます
開発者やチューリングテストを行う男性側の視点でみるより、わたしは女性側からこの映画を観てみたくなる。監禁され囚われていた女性が、自らの頭脳をフル動員してそこからの脱出を目指>>続きを読む
4人のジャーナリストがD.C.に向かうというロードムービーの様式をとっているのがとても功を奏していると思う。行く先々で起こること。様々な場所の風景。場所によって纏っている空気とか緊迫度とかに違いはあれ>>続きを読む
それは愛ではない。それを愛と思い込んでいるだけで。あなたのそれは偏執的な妄想にすぎない。と、他者が思うのは容易い。当人は、「この紋所が目に入らぬか!」とばかりに夫婦で撮った写真を掲げ(その写真のなかの>>続きを読む
わたしには わーかーるっ。由緒ある旧い庁舎でのアクションが、いい!(cv:猪爪直道)
長い廊下とか、曲がるとその先にある部屋とか、視覚的にもおもしろいし、その場所を効果的に活用した戦い方に魅了された。>>続きを読む