ホラーとも言えるし、ある意味最後サスペンスとも言える作品。
途中まで何が怖いのかがよく分からないまま、ヒタヒタと押し寄せる違和感がずっと続いている感覚だった。
ブラックボックスとはよく名付けたものだ。中で何が行われているかわからないまま、箱の外と中を行き来する恐ろしさ。
行きすぎた母親の愛情は、時に暴走して他人を不幸に陥れてさえ構わないと思う。子供本人の意思は全く無視しても。
本当の意味でのホラーはそこにあるのかもしれない。
それにしても、子役のお嬢ちゃんのこまっしゃくれた感じがとてもよかった。👌