原因不明の人為的な災厄によって地球人類が滅亡寸前の世界。ずっとその災厄がどんな内容なのかを知りたかったのですが最後までボヤかしたまんまで欲求不満でしたかね。ヴィゴ・モーテンセン主演の「ザ・ロード」みたいです。
「渚にて」は北半球で起こった核戦争による放射能汚染でじわじわ蝕まれていく南半球のオーストラリアに住む人々の群像劇だったが、そんなテイストをずっと感じていた。
移住可能な星を調査しに行ってた宇宙船チームがもう人の住めない地球に帰還途中である事を知り、地球に戻らないように伝える老博士役にジョージ・クルーニー。人工透析を受けている設定で、簡易キットを持って口のきけない少女と離れた北極基地を目指すのですがそのままノンストップで進めばよいものをいかにも怪しいコンテナ建物に泊まったために水没しスノーバイクも失うのですが、徒歩で目的地まで進みます。ウソでしょう⁉️
北極パートの次は帰還途中の宇宙船内でのドラマやアクシデントが描かれますが、このブツ切り感「❓」です。良いも悪くもネトフリオリジナル映画だなぁと思いました。というか最近この手の地球外移住モノ増えてますよね。映画はプロパガンダが含まれているので地球環境が今後急激に悪化する可能性も示されているのかもしれないと思ったり。