このレビューはネタバレを含みます
映画館の割引クーポンの有効期限が切れそうだったのと、時間が合ってまぁまぁ見たかったこちらをチョイス。
そんなに期待していなかったせいか結構面白かった!
感想箇条書き。
離婚直前だった夫婦が老いていくに従い命を助け合ったり「どうして喧嘩してたのか忘れちゃったわ」と笑いあっていたのが、特殊メイクでシワを入れるとかなんかよりずっと「老い」の描写になっていると思った。
洞窟の場面で姉弟がマッチの灯りがついては消えた場面は、ヒッチコックの「裏窓」の終盤で、主人公が犯人にカメラのフラッシュを焚いて時間を稼いでいた場面と似てると思った。
予告編を見て、どうやって脱出するんだ？なんのためにこんなビーチが?といろいろ妄想していたけれど、この結末は思い付かなかった！すごい！
もっと早くあの暗号を解いていたらみんな死なずに済んだのにと思っちゃった😭
「お名前と職業は?」って子どもがよくやるかわいい行動だなーと微笑ましく見てたけど、まさか最後、助かる手段に繋がったとは。
伏線回収もスッキリ。
統合失調症の人物描写が差別的だったことだけが惜しい。統合失調症の設定は必要だったのかな？極限状態の中で本性が出てきた、あるいは気がおかしくなってあぁなったでもよかった気がするのだけど。
