【あらすじ】
人里離れた美しいビーチに、旅行で訪れた複数の家族。それぞれ楽しいひと時を過ごしていたが、6歳の少年が突如姿を消す。息子を懸命に探す母親だったが、彼女の前に青年へと急成長を遂げた息子が現れる。その場所では時間が恐ろしいほどのスピードで流れ、彼らは皆急速に年老いていたのだった。
【感想】
時が加速するビーチというホラーシチュエーションよりも人間の狂気の方を強く感じた作品。
普通だとそんな場所で立て続けにトラブルが発生するような物語を想像しますが、人間がおかしくなる方が怖いっていうね。
この手のぶっ飛んだ設定の作品って、オチが難しいと思うのだけど、ちゃんと腹落ちできたし、全体を通しての流れは良かった。
ちょっと中盤以降はダレてしまったので、合間に二転三転するプロットが詰め込まれていたら傑作だったかもしれません。
