リゾートへ訪れた一家は一日で50年の時が経つビーチに閉じ込められる。
一日で50年といっても時間自体の流れが早くなっているわけではなく人体における老化や治癒などの新陳代謝が劇的に早くなっているだけのようなので外界の観測者から見れば等倍の速度で物事は見えている。
ただ、それなら植物は急速に成長して枯れてを繰り返してるはずでは？とか死体の腐敗は死んだ時点で止まるのでは？でなければ持ち込んだ食べ物はすぐさま腐るのでは？
とルールは少し曖昧な点というか、疑問は残る。
ただ確かなのは人間(と動物)が急激に老化するという事。
そしてその人体の急速なサイクルの表現に「そうか、そうなったらこうなるのか…」と唸るシーンが多い。
観たあとはよく分からないけど何かせかせかしてしまう。
急速な成長によって現れた為、勿論化粧なんてしてない素のトーマシン・マッケンジーが見られたのが良かったけど、そろそろ幸せな作品で彼女を観たい。
