やはり間違いなかった!凄い。
ポレポレ東中野、初回10時、けっこうお客さん来てた。
1972年相模原市で米軍の戦車を修理しベトナム戦争へ送っている事に、反対した議員、市民をそこへ加わる反戦団体。彼らを制止する機動隊。
次々と登場する当事者の方々、それぞれの視点で、まるで昨日の出来事のように逸話が溢れる。互いに思い込みもあったりして、面白い。
そして、今の私達に直結していると分かる後半、更に凄かった。絶句。
アメリカのことやアメリカ人の友人は好きだ、もちろん。しかし、対アメリカで都合よく扱われる日本を感じるたび、ばあさまは「日本はアメリカ負けたからしかたがない…」とつぶやく。
このドキュメンタリーを観たいま、そのつぶやきをもっと自分のこととして考え始めている。
知らなかった、知るべきことが詰まってる重要なドキュメンタリー映画。企画・奔走した小池プロデューサーの「伝えるべき!」という熱意、膨大というインタビューと資料映像等を、え、どうなるの?と前のめりなリズムでまとめた辻豊史監督。
よくぞ作って下さいました。又観たいです。
1970年代、反戦運動ただなかから歌ってきた、いずみやしげるさんの、味のあるナレーションが、静かにことの次第、事実を語り、繋いでいく。
幻の人物登場の場面、面白かったな。パンフレットがまた、読み応えありありな内容!サインに不慣れな感じの辻監督が微笑ましかったです。