【第73回英国アカデミー賞 短編映画賞ノミネート】
インドの女性差別に焦点を当てた短編ドキュメンタリー。監督はイギリスの女性で、アートディレクションなどをしている方のようだ。
母のキリスト教(かな?)の巡礼の旅と娘のスケボーの上達を同時並行的にみせていく。
母が語るインドの女性の境遇や、娘には自由に育ってほしいという思いは切実に伝わるものの、映画的な面白みには欠けている。
いくつかに区切ってみせていくのもなんだかぶつ切り感があり、そのたびに流れを断ち切られたような感覚になった。
娘であるカマリの自由奔放な姿と輝く笑顔には魅力を感じたものの、映画作品としてはそんなに上等なものだとは思えない。