障害があるということで植え付けられている劣等感。自分を守るためには、もっと弱いものを虐げればいいという負のスパイラル。
サイレントフォレストなんかじゃなくて抜け出せない沼のような映画。これでもかといわんばかりに次から次へと胸糞な出来事ばかり。これが実話ベースとはとても残念。
結構ベタベタな演出だけど、そのぐらいがちょうど良い。子供達の上手すぎない演技もちょうど良い。ことさらに障害者や性被害者への差別に対しての反感感情や、憐憫さ、事件のセンセーショナルさなどを誇張しすぎず描いてる感じもちょうどよかった。
以下どうでもいいネタバレ
パンツが足に引っかかってるのがガチすぎてひく。
ユングァンのように、幼い頃から蹂躙されてしまうと、ストックホルム症候群みたいになってしまう子供もいるよなぁという事実に驚愕した。絶望しか無いじゃんな…