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続·ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画のとぽとぽのレビュー・感想・評価

4.0
大統領選の年 ---《コロナ》下に生まれた傑作コメディ in アメリカと合衆国。この表現としての必然性はある意味で事件。みんな部屋で"マスキニ"を付けずにこれを見よう。
今回も攻め方アウトすぎる = 賢すぎる、痛烈。アメリカを再び偉大に?まさか!魔法の電卓 = スマホを手にコロナ拡散?! サシャ・バロン・コーエンやはり才人かつ勇敢・挑戦的。飽くなきその姿勢でまたも眠れる僕たちの目を爆笑させながらも見開かせてしまう。映画史に刻まれるべき傑作コメディとなった前作から長い月日が流れ、まさかの再びこの世紀のハマり役を演じるとは!! 今回もノリノリにプアホワイト(ヒルビリー?)等の人々を容赦なく笑いものにしてしまう。
マクドナルド・トランプとお近づきになって独裁者クラブに入りたいカザフスタン大統領の命を受けた、我らがボラットが再び"アメリカと合衆国"へ。容赦ない"イジり"祭。まかさのご本人登場させての(ガチでコロナになって世界中が心配した)トム・ハンクスいじりはヤバい。あとサラッと(少年をレイプしていたことが発覚し干された)ケヴィン・スペイシーいじりも。ALL LIVES MATTER等と抜かす連中や、絶えることのない銃乱射事件を助長するウォルマートに代表される銃社会、そして女性進出にも言及した上で、最後はなんだか不思議とホッコリさせられてしまうようで、尖っているばかりか、しっかりと感情も着いてくるのは流石。だから例えばもし内実はスピーディーに製作されたかもしれないものでも強度はスゴい

知らぬ間に配信始まっていた!けどこれは上述したような理由からタイムリーな話題によってできあっているため今見てほしい。…と思いつつ変な独占欲あるため、あまり広めたくもないと思ってしまったり

SUP どうよ
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