ピクサーの描く、夏の美しくて儚い友情物語。
天才的な邦題。「あの夏のルカ」、これは今のアルベルトが思い出す儚い夏の思い出とも思えます。
この作品では、少年たちがそれぞれの葛藤を乗り越え大人になる過程が見れます。
オンオン泣きました。
ノスタルジックな世界観と北イタリアの港町の雰囲気がとても素敵。
海の世界で生きるシーモンスターに初めて友達ができ、陸に上がり無限の可能性を秘めた広い世界を見る。新たなものに触れることで自分が本当にしたいことに気づいていく。
アルベルトに新しい世界を見せてもらいながら、何事にも怖気ず挑戦していく強さを教えてもらい、いずれアルベルトを超えて成長していくルカ。ルカの気持ちを尊重したアルベルトのラストが本当に大好きで…
この素敵な作品に出会うのが遅すぎました。