東京国際映画祭 スクリーン❼
思ってたよりずっとずっとエンタメ色強めやった(特に後半)
社会的風刺と拝金主義なアート界と、
シリア難民と背中のVISA
愛したおんなに会いたくてどうしてもVISAが欲しくて、背中をアートとして売ってしまった男が巻き込まれる新たな世界
難民ということを利用して人の皮膚を商品にすることに全く違和感を持ってないモニカベルッチ秘書様最高
何歳になってもどんなにシワが増えても、
ベルッチ様は女神だわ
前半から中盤まですごい引き込まれたし、
シリア情勢とか難民の過酷さとかが組み込まれてたけど、
なんか後半、雑じゃない？てなってしまった
雑になったぶん引き込まれはしないけど展開が急で、しかもどんでん返し的なラスト
もう少し後半も丁寧に進めてくれたらなぁと残念
でも、この映画を観に行った私たちにも警鐘を鳴らされてるんじゃないかって
彼の背中アートを美術館に見にきている人たちと、同じなんだぞ、と
映像はかっこいいし、音楽も良かったし、ほんとに、後半だけ残念
