Takayuki

皮膚を売った男のTakayukiのレビュー・感想・評価

皮膚を売った男(2020年製作の映画)
4.2
内戦中のシリアにて不用意な発言から不当逮捕されてしまった男性がレバノンへ亡命し、食べ物を求めて侵入したギャラリーパーティで身元がバレてしまい、そこで出会った著名な芸術家とある契約を交わすことで物語が始まる。

シリア内戦、人身売買、宗教観、芸術、テクノロジー、法など様々なテーマが盛り込まれているが、非常にアーティスティックかつユーモラスな映像表現と滑らかに展開されてゆく脚本、生々しい演出が非常に美しくまとめており、芸術性の高い映像作品だと感じた。

こういう作品が好きだ。
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