20代後半から30代前半の夢を追いかけて少し経った頃にみたい背中を押される作品だった。
ポンポさんが若すぎる、女だから、は理由にならないくらいパワフルで実際に夢を掴み、好きを仕事にしている人の立ち振る舞いでポンポさんの元で働くジーンを羨ましく思った。
“映画監督”という仕事も人それぞれの特性があり進め方があると思うが、“ジーン監督”のこだわりが作品を作る時以外の日常シーンでの映画オタクな気質などが垣間見える部分があり、ポンポさんと同じく好きを仕事にするけど彼女とは違うジーンという人が見えた気がした。
ナタリーのキャラクターやポジションはそこまで残らなかったが、彼女がいたからミスティアさんが引き立ったと今振り返って思う。