〖クレイジー・ワールド〗(映画/ウガンダ/2019)
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『ウガンダでは、最凶の犯罪組織タイガー・マフィアが幼児誘拐を繰り返していた。マフィアは子供たちを誘拐し、その血を高値で売るために殺害していたのだ。マフィアはワカリガの子どもたちワカ・スターズを誘拐するが、彼らは鍛えられた最強の格闘技戦士だった。ワカ・スターズの子どもたちはマフィアの隙をついて脱出し、逆襲を開始する。かつて娘を誘拐され、妻を殺害された元兵士の男もその逆襲に加わり、大規模な抗争が始まる…』
JAIHOにあったので観た。ウガンダの映画なんて初めて観たかも。
おすすめポイントからしてもうクセが強いんだけど「ウガンダのスラム街ワカリガで、“ウガンダのタランティーノ”と呼ばれる映画狂の元レンガ職人、ナブワナIGG率いるラモン・プロダクションが製作する自称“ワカリウッド”映画が2014年に発表した代表作の1本で、ワカリガの子どもたちに格闘技を習わせ、アクション・スター“ワカ・スターズ”として起用したキッズ・アクション」と書いてある。
ウガンダのタランティーノ、レンガ職人じゃん、映画監督じゃないじゃん。元だからか、今は本業なのかな?
なんかもうすごい映画だった。セリフも一応あるけどほぼナレーターのひとり喋りで進んでいき、途中にしれっと「すごい映画だ!監督はナブワナIGG!」と自画自賛が挟まり、映画本編63分の間に3回ぐらい映画の海賊版絶対許さないメッセージが挟まり、結局なんの話だったかいまいち頭に残らないけどキッズがアクションすごいっていう映画でいいんだよね?最後の最後に「これはラブストーリーだ」ってナレーションで締まったのおかしいよ、ラブストーリーではないだろうよ。広義で言えば世界は愛でできてるからラブストーリーなのかも…でも普通にJAIHOのジャンルのところにアクションと書いてあるよ。もう何もわからない。CGがとんでもなくしょぼい。日本へのアピすご。
でも冒頭のタイトル出るまでの10分がいちばんやばかったな。上記のおかしいポイントが全部含まれている上にアクションシーンでのカメラワークの忙しなさが異常すぎて、まじでなに観てるかわかんない。
こりゃえらいもん再生しちまっただ…と思ったけどそこからは一応話はなんとなくわかる。
とにかく監督の自我がすごかった。なんかいろいろすごくて…なんか、面白いけど2回は観なくてもいいけど、これと似た映画ないかなって探す日はきそう。ナブワナIGGはほかにも映画撮ってるんだろか…と思って調べたら撮ってる!!!JAIHOにある!やば、また観ます。
(137/おうち映画91)