BON

エポックのアトリエ 菅谷晋一がつくるレコードジャケットのBONのレビュー・感想・評価

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創造された音楽のファーストリスナーはデザイナーだと言い切れそうな程音楽とジャケットは密接に関係していて消費者のイメージ付けにジャケットにはものすごい力があると改めて感じた。菅谷氏の、アーティストというクライアントにたった一つの解答を提出するエネルギー一点集中のプロフェッショナルさと遊び心、あと人柄に胸が躍った。

監督・プロデューサーの南部氏にお話をうかがいする機会があり、PFF2011審査員特別賞『パッション』という男の不穏な家族生活と受難の物語も鑑賞したのですが、毎日自死について考えている自分にとっては作品内で残留した人たちの涙を見て自分の未来のようだと思った。血走った眼をした廣末哲万の芝居が狂気に動かされていた。すごい映画だった。filmarksに登録がないのでここにメモ。
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