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アムステルダムのあのネタバレレビュー・内容・結末

アムステルダム(2022年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

本国での評判が散々だと目にしていたので多少は身構えて見たのだけど、結果は予想通りのグダグダだった。
ひょんな事がきっかけで仲を深めた兵士二人と訳あり看護師の3人と、看護師の知り合いらしい国家を跨いだ組織の幹部コンビに、事件の真相を追う刑事コンビ、それぞれがとても信頼しあってて、微笑ましいというか可愛らしいというか。
とにかく、見ているだけで心温まるものがあったのだけど、それだけ。。。

実話と銘打ってしまえば、どんな状況でも、そのままを描きました!と言い逃れ出来ると思うのかもしれないけど、映画として形作るからには、もう少し方向性を定めて欲しかった。
ミステリー風を装っていて、謎めいた行動をする人達に謎めいた組織らしきものが出てくるけれど、途中にヒントらしきものもないまま全てはラストで口頭説明される始末。しかも、裏で手引をしている黒幕が分かったのも、現行犯が口走ったからというお粗末な展開で発覚するし。
ヒトラーの独裁政権という考え方がアメリカ市民にまで根付いてたという事実は興味深かったけど、ね。
他にもっと良い見せ方は無かったのかなあ。
残念です。
あ