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アムステルダムのsonozyのレビュー・感想・評価

アムステルダム(2022年製作の映画)
3.5
『アメリカン・ハッスル』他のデヴィッド・O・ラッセル監督作。
1918年、第一次世界大戦末期、フランスに駐留していた医師バート(クリスチャン・ベール)と兵士のハロルド(ジョン・デヴィッド・ワシントン)は大怪我を負い、負傷者から取り除いた榴散弾でアートを作る風変わりな看護婦ヴァレリー(マーゴット・ロビー)に救われる。

終戦後、バートが失った片目の義眼を入れるため、3人はアムステルダムに移り、一緒に暮らし、充実した日々を過ごす。
しばらくして、バートは妻のいるNYに戻ることに。恋愛関係になりかかったハロルドとヴァレリーだが、ヴァレリーも突然姿を消してしまう。
アムステルダムは、彼らにとって大切な想い出を残した地となった。

12年後、バートは退役軍人のための診療所を営み、ハロルドは弁護士となり、友人関係を続けている。
殺害された疑いのあるミーキンズという男の娘リズ/エリザベス(テイラー・スウィフト)からの依頼で、得意でない検死をするバート。胃袋の状態から毒殺の可能性が認められた。
ここから、バートとハロルドは大きな陰謀に巻き込まれていくことになる・・・

ヴァレリーの兄トム(ラミ・マレック)、その妻リビー(アニャ・テイラー=ジョイ)、義眼メーカーの2人にマイク・マイヤーズとマイケル・シャノン、検死でバートをサポートする看護師イルマ(ゾーイ・サルダナ)、そして退役軍人ギル・ディレンベック将軍(ロバート・デ・ニーロ)と、充実のキャスティング。

バートとハロルドの軍友でクリス・ロックも出てますが、どうしてもウィル・スミスの件が想起されちゃうので演技に集中できず。笑;

実話を元にしたフィクションということで、バート、ハロルド、ヴァレリーの3人は複数の人物からの架空キャラクターだが、ギル・ディレンベック将軍は実在の人物(スメドレー・バトラー)がモデル。

ほどよくコメディテイスト混じりのサスペンスとして充実の演者で楽しめましたが、そこそこという感じ。
ヴァレリー役のマーゴット・ロビーの美しさと彼女のアートの数々が印象的です。
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