映画としてめちゃくちゃ優れているわけではないけれど、これは世界中で上映されるべき作品では？
このような人権侵害が許されるはずがない。
金賢姫元工作員が今も生きていて、横田めぐみさんはじめとする拉致被害者が生死さえ不明なことはとても受け入れられない。
無念さがとうとうと伝わってきて、思ったよりずっと怖く、泣きたくなった。
戦場のようなシーンはちょっと謎だったけれど、拉致被害者が見る悪夢の世界だと理解した。
夢で良いからみんなに会いたい、という台詞が胸に突き刺さった。
BGMが安っぽくて残念感漂うので、もっと工夫してほしかった。
また、桜の下で撮影されためぐみさんの写真は実際は笑顔ではなかったはず。
その理由も何かで読んだ気がする。
その辺は忠実に再現してほしい。
めぐみさん役の役者が聡明そうな雰囲気だったのは好感が持てた。
田口八重子さん役の安座間美優の美貌は圧巻！
