今年1月20日に合衆国副大統領に就任したJ. D. ヴァンス氏の伝記。就任式で多くの出席者から称賛の拍手を浴びたのは、彼が単に新副大統領だからという理由だけではないように思える。2016年に原作が出版され、2020年に映画化されたこの作品を観て彼のことを応援したくなったという人は少なくないのではないかと思う。弁護士というキャリアも決して平坦ではない道のりを経て手にしたということがわかる。原作はまだ読んでないからどれほど脚色されているかはわからないが、映画で描かれたままの人物であるのなら、トランプ大統領は良い人選をしたと言える。それにしても、抜擢された役者たちが本物に似過ぎ。特にお婆ちゃん。
