『ゴゲリアン・墓場のえじき」といい、ルーベン・ガリンド・Jrはメキシカン・ホラーの天才監督よね✨
男女の若者が宝探しという名の墓荒らしをすると、眠っていた処女大好きな反キリスト悪魔的死者を復活させてしまう！！！
メキシコの墓地も雰囲気あって素敵なのよ。その後の暴雨や車故障等の不吉なオンパレードに大興奮だし、若者たちのデニムファッションもカッチョいい。腹が裂け、手が出てくるとこはさいこー💓武器が斧なのも良いし、ダイナマイトや沢山の蝋燭なんかも素晴らしい。ホラーはこうでなくっちゃ

• #80年代
• #メキシコ
• #ホラー★
• #斧
• #生首
• #火だるま

序盤の盗掘場面がアクションや美術含め冒険映画的な面白さ。『ゴゲリアン・墓場のえじき』から随分腕上げた。甦った悪魔崇拝者の斧殺人も手首切断や斬首とサービス旺盛で赤い断面までしっかり披露。教会での集団祈祷と格闘、ダイナマイト爆破秒読の並行編集もスリリングで超楽しい。あえて言うなら、悪魔崇拝者のアグスティン・ベルナルと対決している署長役のフェルナンド・アルマダも爆破前に脱出するより爆発に巻き込まれて欲しかったがこれだけ面白ければ些細なことか。

最初の被害者が逃げた馬を追いかけたメキシコ農民なんだけど、その馬がフェルナンド・アルマダの運転するパトカーの前を横切り、それがきっかけで殺人現場へ到着する展開はとてもスムーズな脚本ですごく良かった。馬の出現それ自体も予想外のショットとして撮られてるのも良い。

超自然的な存在となった悪魔崇拝者の手が腑を握りながら腹を突き破ってくるゴア描写も良かったが、その様子を見て絶叫してた恋人が手を腹の中に押し戻そうとする場面には爆笑した。