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ある人質 生還までの398日のshuwaのネタバレレビュー・内容・結末

ある人質 生還までの398日(2019年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

映画である以前に、これは実際に起こった救出劇であるということを念頭において鑑賞。評価し難いため、今回はスコアなし。

物語は、誘拐されたダニエル側と家族側を交互に事実を交えながら作成されてるため、緊迫感というものはさほど感じられなかった。(アクション的な、追われている恐怖のようなものは)とてもリアルな半分ドキュメンタリー映画のようだった。

鑑賞した次の日に番組で特集されているとは😳めちゃくちゃネタバレしてるし笑

観てる側に訴えかける。
あなたはどう思うか?
募金をすることがテロリストを支援することに繋がるから支援は難しい。
危険を承知で出向いた彼らは自己責任。
たとえ一人の命であれど、家族からすると大切な命。

助けるか、見放すか。

テロリストは、自国が攻撃されているから復讐を目的として誘拐を企てる。(資金源にとなるから)「目には目を、歯には歯を」この言葉がぴったりだ。

とにかく簡単に答えが出ない。
あくまでも、ダニエルさんが無事国に帰ることができたからこそこういう事実を多くの人が知れるということが大前提。

戦闘員としてヨーロッパ人を雇うという、まさかの事実。イスラム国=中東人というイメージだったけれど、実は映画でも出てきたけど、イギリス人とかヨーロッパ圏の人たちが加わっていることを初めて知った。彼らは何を思ってテロリストになるのか。

見えてきた真実とその先の見えない事実。
まだまだ気になることはたくさんある。
疑問ばかりが出てくる。なぜ、そうするのか。日本人の方たちも処刑され、見せ物にされたが、テロリストとは交渉しないという政府の判断で、悲しい結末になってしまった。

また、アメリカ人のジェームスもまた、テロリストとは交渉しない方針のアメリカ政府の対応により、殺害され、苦しい終わりを迎えてしまった。ダニエルはどれほど苦しんだだろうか?唯一の救いは、帰国後ジェームスの家族へ彼の遺言を伝えることができたこと。

46クローネは、、
多少は演出されているのかもしれないけど、無事集まってよかった。後々気づいたことだけど、身代金は約2億超えというとんでもない額だった😵それを払ったのもすごいけど、資金源にされるのも…という複雑な気持ち。
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