すがちゃん

ある人質 生還までの398日のすがちゃんのネタバレレビュー・内容・結末

ある人質 生還までの398日(2019年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます


まず第二次世界大戦とか過去の戦争ではなく、現在進行形の紛争問題を映画にすること、どうなんだろう。。

けれどこうして映画にすることで、問題提起ができ、娯楽だけでない映画の意義があるのでしょうな。

解放された後の、
ビール飲んでいい?
は興醒めというか、なんか違う感じがすごかった。。

家族や恋人に心配をかけまくって、沢山の人に大金を援助してもらって、、
ごめんなさいやありがとうはなかったのだろうか。。

あってもそこは描かなかったのだとしたら、描いて欲しかったなぁ。

テロリストからの身代金に応じるかどうかの姿勢については本当に悩ましいけども、テロリストの財源になってしまうことを思うと、応じない姿勢に賛成。

危険エリアに行った彼らの自己責任と言ってしまうと可哀想すぎるかもしれないけど、ここまで大きなリスクを負ってまで現地での取材や報道が必要かなぁ
日本人も犠牲になった経験がありますし、リスク回避と報道を天秤にかけると、リスク回避のが大事に一票。

ただ、例えば危険エリアじゃなくても旅行に行って突然人質になりましたというホテルムンバイパターンだったとしたら、、また違うかなぁ
ん〜悩ましい。

皆さんもこの映画を機に考えてみてくださいまし。