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ある人質 生還までの398日のshinのレビュー・感想・評価

ある人質 生還までの398日(2019年製作の映画)
4.2
実話。
シリア ISに囚われた写真家ダニエルの生還劇。捕虜となり拷問される裏側で家族が身代金集めに奔走。

テロリストとは一切交渉しない
非公式であっても身代金は出せない
っていうデンマーク政府の姿勢はすごく支持できる。
その一方で「非公式で政府がお金貸してくれ!」
「政府、法律なんて関係ない、私の弟なのよ!」
と捲し立てる姉の気持ちも分かり過ぎて観ててつらかった。
政府の立場と家族の必死の思いに挟まれた。

実情は映画で描かれるより劣悪で、1日2食の僅かな残飯、飯抜き日もあり、太ももを叩かれ過ぎて潰れた感覚になったとか。
ダニエルの解放後のコメント
「落ち着いて排便ができることがあまりにうれしくて涙がこぼれた」
人に見られる排便つらすぎる
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