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ある人質 生還までの398日のmugcupのネタバレレビュー・内容・結末

ある人質 生還までの398日(2019年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます


そんな所に行くからだと言ってしまえばそれまでなんだけど
身代金を払えばテロリストの資金になるというのも分かるんだけど
自己責任という考え方があまり好きではなくて
それでもどうか助けて欲しいと思う私は平和ボケしているのでしょうか

後藤さん湯川さんが人質になった時も私はずっとずっと気になってお二人のブログやTwitterを読んでいた
後藤さんは人質になった湯川さんを助けに行き自分も捕まってしまった
まだ幼い子がいたのにも関わらず行かないという選択をしなかった

後藤さんは政府が行くなという場所に住んでいる人々の日々を写真に収めていた
戦場で生きる子供達の笑顔を撮っていた
現地で何が起こっているのかいつも最前線で何度も死にそうになりながら伝えてくれた

それでも殺害されてしまった
ダニエル・リューは家族が死ぬ気で2億もの大金を集め解放されたが
ジェームズ・フォーリーはアメリカ人という事で悪魔扱いされ殺害されてしまった
当時は沢山の殺害動画がアップされていた
どうしてこんなことが起こるのだろう
危険な場所に行かないで何が起こっているか見ないふりをしていれば平和なのだろうか

後藤さんが生きていたら助けられた命があったはずなのに救われる命があったのに
そういう人ばかりが行動してそういう人だからこそ殺害されている事がとても哀しい
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