孤独な盲目の老人の家に押し入った若者たちが思いがけない反撃を受け、恐怖を味わうさまを描いてロングランヒットとなったホラー「ドント・ブリーズ」の続編は、その惨劇から8年、盲目の老人は屋敷で一人の少女を大切に育てていた。
少女と2人だけの生活を誰にも邪魔されないように静かに暮らしている老人だが、どういう経緯で少女を育て、どのように暮らしているのか？
不自然ながらも恙無い2人の暮らしに謎の武装集団が現れ、少女を狙って屋敷に踏み入ってきたことから、急転直下に事態は激変していく。
果たして武装集団は何故、老人と暮らす少女を特定して狙うのか？
老人は再び、タフで高い戦闘スキルで少女を守ろうとするが、前回の若者たちと違って“プロ”な彼らは容易く対処出来る相手ではなく、スリリングな攻防戦が展開する。
今回も盲目の老人をスティーブン・ラングが演じ、監督は前作でフェデ・アルバレス監督とともに脚本を手がけたロド・サヤゲスが担当しているが、本作では老人を主人公に据え、前作のモンスター的存在から恰も少女の“守護神”的役割を与えている。
強敵集団との少女を巡る攻防戦の中で、この少女が如何なる存在で、老人とどういう経緯で一緒に暮らしているのか、そして彼らが何故少女を必要としているのかが解き明かされていく。
前作は老人の屋敷が主戦場だったが、今回はそれにプラスした場所で死闘が繰り広げられるので、更にパワーアップした戦闘スキルが炸裂していきます。
