「パラレル・マザーズ」を鑑賞後に3、4時間ほど休んだ後に本作を鑑賞。30分弱の小作品ではあるが、短さを感じない濃密な作品ではあった。
コクトーの戯曲「人間の声」は未読。インテリア等の鮮やかな色彩はいつものアドモドバル節に戻った印象。
一人芝居による劇中劇になるが、セットであることが分かっているので、後半あたりから徐々に分かっていく過程の方が良かったとは思う。
ティルダ・スウィントンは年齢を感じさせない若々しく素晴らしい演技であり、女性ならではの情緒面を上手に演じていた。
[シネマカリテ 17:00〜]